あの子が死んでから数年がたった。







あの子の想い人であった彼は、まだ走り続けている。

力無き者の力となり

なんの賞賛も必要としない。

絶望的な状況においても、必ず人々を救い出す。

……自らの身を、削ってまでも。







走って、走って、わき目も振らずに走り続けて――――














「リン=トオサカ、ルヴィアゼリッタ=エーデルフェルト。両名にこの男の封印指定を命じる。」




頭のどこかで、分かっていたはずだ。こうなってしまうことが。

そして……





「この男が従わなかったら?」

「愚問だ、ルヴィアゼリッタ。その場合、魔術と言う奇跡を隠さないこの男には……一つしかないだろう。」



考えなくても分かる。

彼が封印指定になんて従わないこと。











「……もう一度言います。協会の封印指定に従い、協会の保護に入りなさい。さもなければ……殺害します。」





全てが分かっていて、私たちは彼の前に立ち塞がる。

ルヴィアの声も、私の声も、おそらく彼には届いていない。

昔から彼は、自分には何もないと言っていた。



――――――望めば、何でも手に入るのに。



だから、いつ死んでもいいと言っていた。



――――――残された者の事なんて、ちっとも考えないで。



そして――



いつかはこうなるのかは覚悟していたのだろう。

彼は無言で二振りの短剣を取り出す。









私たちも、薄々この戦いを覚悟していた。

だから、臨戦態勢を取る。



私は左手に自分の今までの研究の成果である宝石銃、そして右手には軍刀。







そして――私たちは激突した。





 い か ず ち
Gewitter!!



ルヴィアが放つ魔術。それを綺麗にかわし彼はルヴィアに肉迫する。



「くっ!!」



魔術師の欠点は、そこだ。


どうしても、呪文の詠唱直後には無防備になってしまう。


だから、それを私が宝石銃で受け止めた。



「くっ…」



男と女の腕力の関係の上、彼の方が自分の体を強化し慣れていることは明白。

私は渾身の力を込めて弾き返す。



彼と私の、その一瞬の対峙。

でも彼の瞳に、私はおそらく写っていない。

多分、彼は私が『遠坂凛』だとは気がついていないはず。



なぜなら、彼はココに来るためまでで、全てを捨てたのだろうから。



人との縁も、人としての感情も、何もかも全部。



「終わらせてあげる……私の手で!!」



今度は、私のほうから彼に挑む。

大きく振りかぶった軍刀を、彼は顔色一つ変えずに受け止める。

でも、それこそが私の狙いだった。



パキンッ…



いっそ呆気無いといっていいほどの音を立てて、それはコワレル。

彼が一瞬、私の軍刀に意識をやったのが分かった。



この軍刀の強度は彼の干将・莫耶を上回る。

彼は気づかないかもしれない。

しかしこれは、私が課した卒業試験で彼が作ったもの。

1週間と、私の魔力を込めた宝石10個で作られた軍刀。

もはやこの刀の存在が第二魔法そのものと言ってもいいぐらいなのだ。



――もう一組投影させる暇なんて与えてやらない。

干将・莫耶を壊した勢いのままに、私は彼を攻めた。




そして―――




感じたのは、確かな手ごたえ。



ずぶずぶと、肉を絶つ感触。

ぶちぶちと、筋肉をちぎるような感覚。



そして、少し目を見開いた彼の顔。





私は、彼の作った剣で、彼を貫いた。












今、彼は私の腕の中にいる。



その顔に浮かぶのは、場違いなほどに安らかな笑顔。



彼は、空ろな瞳で呟く。



「…俺……後悔…は、してないよ、遠…さか」



そうして、彼は冷たくなった。



「リン……。」



勘のいいルヴィアは察したのだろう。

一言私の名を呼ぶと、無言でその場を立ち去る。

協会への報告のために。



「……。」



思い出すのは、彼の生前。

そして悔しかった。彼を放っておいた自分が。

彼には何もなかった。

恐ろしいほどに空っぽで、そして私はそれを知っていた。

彼の心が、あの騎士王にあることも。

彼の一番には、どうしてもなれない。

だけど、せめて、自分が彼の中身になればよかったのだ。

懺悔、悔恨、そして後悔。

それは止めることの出来ない頬の涙が語っていた。










それは男の終わりであり、始まり。

そして、男を斃した女性にとっても、終わりであり始まりだった。










赤き弓の戦


第13話 分岐点






「……っ!!」



掛け布団を吹き飛ばすかの勢いで、俺は飛びきた。

心臓が全力疾走した後のように、バクバクと脈打つ。

だが、そんなことはこの際どうでも良かった。



知ってしまった。

自分が誰に殺されたかを。

知ってしまった。

彼女の想いを。

知ってしまった。

彼女が誰であったかを。




「アーチャー……すまない…」



俺は、ただそれだけしか言えなかった。















「どうやら、昨日の影響で学園は休校。私たちが動くのに支障はないわ。」



そういいながらチラチラと俺を見る凛。

凛だけではない。セイバーもいつもより箸の進みが控えめだった。



「そうか……今夜か。」



俺は呟く。何となく、朝の夢の所為で気力が鈍い。

だけど……



「前に進め、か。」



思い出すのは彼女の言葉。

そして、勝気な彼女の笑み。


俺は、覚悟を決めた。



「どの道、今夜決行することは間違いない。問題は場所…そして作戦だ。」



俺は皆を見回す。アサシンは現在屋上で偵察に出ているため、ここにいるのはセイバーと凛、イリヤと俺の4人のみ。

だが、誰一人として諦めの表情なんていうのはしていない。



「場所は分かるわ。多分、キャスターがいた場所。」



イリヤがお茶をすすりながら答えた。



「柳洞寺か……。」

「確かに、一番可能性は高いわね。幸運…と言っていいのかは分からないけれど、あそこの人たちは今キャスターの件で入院している。今がチャンスね。」



凛と俺は目を合わせて頷いた。



「しかし、場所がわかっても彼我の戦力が違いすぎます。」



セイバーが冷静に指摘する。



「確かにそうね。こっちはセイバー、アサシン、それと士郎を換算してもこの3人。向こうは真アサシンとあの蟲のジジイがやられていたと考えても…ランサー、ギルガメッシュ、ライダーそれとサクラ。…ふぅ、無謀以外の何者でもないわね。」



イリヤが冷静に分析する。

それは俺も痛いほど分かっている。

だからこそ、取れる手段が限られてくる事にだって。



「……方法はあるには、ある。だが…きつい事に間違いない。
 それでも、桜は俺が助ける……たとえ命に代えても。」



そう、衛宮士郎なんて元々なかったのだから――

その時、凛の目がすっと細くなった。

だが、あえて黙殺する。



「とりあえずやるだけやるしかない。出る時までに各自準備をしておこう。」



俺は会議を締めくくると立ち上がった。



「……セイバー、後で土倉に来てくれ。渡したいものがある。」



その一言だけをセイバーに告げて。















「士郎、ちょっといい?」



それはセイバーに渡すものを渡した後。

ちょうど部屋に帰ったところを凛に呼ばれた。



「何かあったのか、凛?」



いつになく真剣な目をする彼女の目が、なぜか直視できない。

さりげなく目を逸らしていると、凛の言葉が核心を突いてきた。



「……聞くわ、衛宮士郎。…あなた、桜を助けるために自らの身を犠牲にするつもりじゃない?」



凛は物凄い表情で睨んでいる。

答えるしかない。俺はため息と共に口を開いた。



「…場合によっては、な。」



結局、俺には何もないのだ。

英霊の『俺』は遠坂凛に答えを見つけたといった。

だが、答えなんて見つかっていなかったのだ。

そう、結局は変わらない。ただ『衛宮士郎』であるだけ。



「俺には何もない…。」



そう言った瞬間。

頬に衝撃が走った。

一瞬、何が起こったか理解できなかった。



「何が何もないのよ!!」



凛が吼える。



「思い上がるんじゃないわよ!!アンタには、桜がいる、藤村先生がいる、そして、私もいるんだから!!」



一瞬、呆然とする。

一気にまくし立てる凛に圧倒されたのかもしれない。



「決めた!!アンタが衛宮士郎っていう器なんだったら、私が中身になる!!」



そう言い放った凛は、音を立てそうな勢いで俺を指差す。



「正義の味方目指すのは結構!!…だけど、何もないって言う言い訳は許さないわよ!! アンタには私という中身があるんだから!!」



一瞬辺りを沈黙が覆った。

この大声なら、まだ土倉にいるセイバー、居間でのんびりしているイリヤ、屋根の上にいるアサシンにさえ聞こえただろう。

そして何より。

俺も、だんだん理解できてきた。





ああ、そうだ。遠坂凛はこんな人柄だった。

自分には持っていない、きらきら光り輝くようなものを持つ少女。

そして、誰よりも何よりも強い。





「……そうか、凛のモノか。いやはや、この年でプロポーズされるとは長く生きるものだ。」





そういって俺はシニカルな笑みを浮かべる。

意識しなくても、“彼女の”アーチャーだった頃を思い出した。



「なっ!!違っ!!」



一気に顔の赤さが増し、狼狽する凛。



「照れなくてもいい。まあ受け止めさせてもらおう。」



おどけるように両手を広げると、凛はさらに狼狽する。

悪趣味と言うなかれ。それをしばし俺は楽しんだ。



      ―――――貴女に話があるの。
















「ところで…士郎。」



ようやく顔の赤みも引き、彼女が落ち着いた時だった。



「頼みがあるの。」



彼女にしては殊勝な表情。

そして



「桜を助けるために。」



その一言に俺は何も言わず立ち上がった。























すでに、夕日が沈みすっかり夜も更けていた。

その中を私たちは、柳洞寺のから少し離れた山中を歩いていた。



「本当にココなの?」


凛が尋ねる。

それは先を行くイリヤに向けられたもので。



「間違いないわ。」



彼女はそう断言する。

そしてその時。



「ありました!!」



セイバーが洞穴を見つけた。

自然の中に巧妙に隠された入り口。

おそらく注意していなければ見逃していたほどのもの。

だが、一度確認するとその洞穴からはあふれ出すような瘴気が感じられた。



「ここ…なのね。」

「ああ、間違いない。」



そう、思い出す。かつて、俺はここから中に入った。

そして………桜を、殺した。

だけど、今度こそは助けてみせる。



「入ろう。」



その決心を再び固め、俺たちは底知れぬ洞窟に足を踏み入れた。












洞窟にはむせ返るほどの魔力があふれ出していた。

その中を警戒しながら、俺たちは歩く。

そして

しばらく歩いて、開けたところで…



「よお、やっと来たか。」



男がいた。



「ランサー…?」



そう、ランサーが待ちわびていたかの表情で立っていたのだ。



「さて、こっから先には行かせるわけにはいかねえ。」



その言葉と共に槍を回すランサー。

槍が立てるひゅんという音に、セイバーが構えた。



「…ま、そうマスターに命令受けてるんだけどな。俺はその辺あんまり興味がない。戦えれば文句はねぇしな。」



そう言ってランサーはニヤリと笑う。

そして――



「だが女や子どもと戦うのもそろそろ飽きた。…そうだな、そこのサムライにでも相手してもらおうか。」



ランサーはアサシンを指名した。



「戦いは1対1とは限らないのではないか、ランサー。」



それでもセイバーは構えを解かない。

セイバーはこの不利な状況に、戦力分散の愚を犯す気は毛頭無いらしい。

それは俺も同じ。

ゆるりと構えようとした。

だが……



「まあ、俺は構わんが、あんまり時間がないんじゃないか?万一聖杯が開いたら、あの嬢ちゃん助けられないかもしれないぜ。」



その言葉にハッとする。

聖杯にはこの世の悪、『アンリ・マユ』が憑依している。

それが完全に桜に取り憑いてしまったら……。



「シロウ。先に行きなさい。ここは私とアサシンが引き受けるわ。」



それと同時にイリヤはアサシンを見る。

アサシンは頷くと前に出た。



「だが……」

「早く!時間はこの際、ダイヤモンドより貴重でしょ。」



イリヤの真剣な表情。

しぶしぶ、俺はそれに頷く。

そして、セイバーと凛を見た。

二人も頷く。



「頼んだ、イリヤ、アサシン。」



俺はそれを告げて、ランサーの脇を通り抜ける。

凛とセイバーがそれに続くのを確認して、俺たちは走り出した。
















士郎たちが去った後も、目の前の槍兵は笑みを浮かべていた。

黒化しても相変わらずの飄々とした笑みを。

それに対して、アサシンは悠然と立ち、ランサーを涼しげに見遣る。

そして彼は鞘から自慢の長大な太刀『物干し竿』を抜き――



鞘を投げ捨てた。





「何のつもりだ、サムライ?刀の鞘を掘り投げるとは…すでに負けを認めたのか?」

「ふむ、貴様のその覚悟に対する誠意……拙者なりの覚悟と言っておこう。少なくとも敗れる気はさらさらない。」



そういってアサシンは刀を両手で握る。

一瞬の静寂。

そして、次の瞬間二人は同時に動いた。

激突する二体のサーヴァント。

交わる刀と槍。

二人の得意とする技と技のぶつかり合い。

その動きは私の目では追いきれない。

だが、一撃一撃が強烈なのは激突する時の金属音から想像できた。



そして二人は距離をとる。


イリヤは、ゆるりと二人の間を風が通り抜けた気がした。



お互いがの衣服の一部が切り裂かれているものの、致命的な傷はない。



「やるじゃねぇか、アサシン。とても名もない英霊とは思えないぜ。」

「ふむ、刀のみに捧げたこの身、そういわれると捨てたものではないな。」



お互いのにらみ合いは続く。



「まあ、このまま打ち合いを続けても面白いんだけどよ。」




そういってランサーは槍を構えた。



雰囲気が変わる。

空気が変わる。

魔力の流れが変わる。



それは、明らかに宝具を使う体勢。

彼の宝具は確か…必中の槍。

それをかわす術はない。



「決着といこうか、サムライ。」



ニヤリと、ランサーは笑みを深める。



「ふむ。この威圧感……久しいな。ならばこちらも秘剣を使わなければ非礼といったところか。」



そういってアサシンはその刀を構えた。

しばし、二人はそのまま動かない。

私にとっては、息苦しい時間。

瞬きをする事さえ許されないような気がして、じっと目を凝らす。

そして――



「――いくぞ。」



ランサーが動く。

それは確実な殺気。

そして、前も味わった嫌な予感――

そう、それは……



   ゲイ
刺し穿つ――



あのバーサーカーを失った時と同じ喪失の予感。



  ボルグ
死棘の槍!!



駄目だ。アレはかわせない。

アサシンが死んでしまう。

死ぬ。確実に死ぬ。

そして―――



私はまた一人に……



そんなの、許せるはずがない。

理不尽な別れはもう真っ平。

…でも、私はシロウのようにサーヴァントと対等に戦えるわけでもなく。

かと言って、リンのように注意を逸らす事ができるわけでもない。

そう。ただの『器』だから。



ぎゅっと手を握り締める。



避けてアサシン!!!



思わず叫ぶ、その言葉。

同時に私の体から熱がにじみ出た。



「なっ!!」



ランサーの叫び、そう絶対に外れないはずの一撃が。

それが左わき腹を抉ったものの、心臓を貫かなかったのだ。

そして驚いたランサーの隙を逃すはずもなく、アサシンは彼に切り掛った。

流れ出る血にかまいもせず。



「――秘剣“ツバメ返し”」



絶対に回避できない三連撃は最速のランサーでも縦の一撃しかかわせず、彼の左腕は飛び、さらに左肩から斜めに深い傷が生まれた。



「がはっ!!!!」



思わず、血を吐き跪くランサー。



「……ぐっ。見事だ。」



対して、地を踏みしめランサーの前に立つアサシン。

彼も左わき腹を押さえた。



「アサシン!!」

「ふむ。深手には間違いないが…大丈夫だ、マスター。」



それを聞いて安心した私は思わずため息をつく。



「はっはっ……全くいいマスターに……恵まれたな。」



ランサーが息も絶え絶えに話しだす。



「自分の…サーヴァントを…守るために令呪を使うとは…な。」



どうやら、私は無意識のうちに使っていたらしい。

思えば体が熱くなるあの感覚は、覚えがある。


唇を赤く染めながら、ランサーは横になった。



「先に……行って……あの気の強い嬢ちゃんと……投影の兄ちゃんを……助けてやれよ。」

「ランサー…貴方。」



私は少し、ランサーに同情の目線を向けてしまう。



「最後に…思いっきりやれたから…悔いはねえ……。俺は先に……休ませてもらう。」



そう言うと、ランサーは目を閉じた。



「……気持ちいい性格の男ではあったな。」



アサシンは黙祷を捧げる。

私も、黙って目を閉じた。



アイルランドの英雄、クーフーリン。


彼の眠りが、安らかであればいいと、そう願って。




「……アサシン動ける?」

「戦闘は少し辛いが……大丈夫だ。」

「じゃあ、行きましょう。」



そういうと私たちはシロウたちの後を追うことにした。


あとがき

というわけで13話をお送りしました。



ついにアーチャーの正体です。



そして、凛、求婚イベント(笑)、アサシン対黒ランサー。



おそらく皆様が予測した通りであると思いますが、英霊アーチャーの詳細をここに記します。


サーバント設定
クラス アーチャー
マスター 衛宮士郎
真名 トオサカ
属性 中立・中庸
筋力 魔力
耐久 幸運
敏捷 宝具 A+
クラス別能力 対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術・儀礼呪法など大がかりな魔術は防げない。
単独行動:A
マスターから魔力供給を絶っても自立できる能力
ランクAであれば3日程度が可能
技能 魔術:B+
ある程度までの魔術なら全てを使いこなす
ガンドを得意とする
擬態:C
相手に自分の能力を測らせない。
己の能力を見誤らせる事が出来る
策謀:C
策略で相手を翻弄する能力
特に話す内容で相手を惑わせる事が可能。
宝具 『平行なる世界を結ぶ軍刀(チェインズサーベル・ゼルレッチ)』
威力:A+ 種別:対軍 レンジ:1〜300
 平行世界から魔力供給を受ける事の出来る軍刀。
 斬るために使うのではなく刃を媒体にして魔力を飛ばすため に使う。
 己の魔力を使わずに攻撃できるという優れもの。
『絶対的な呪術の銃(アブソリュート・ガンド)』
威力:E〜B 種別:対人 レンジ:1〜10
 銃弾の代わりに宝石が込められている大口径銃
 使用者が使うガンドを威力を高めて打ち出す。
 威力に応じてチャージの時間が変わり速射できるが威力が  低いパターンと時間がかかるが強力な一撃を放てるパターン がある。
詳細 セイバールートの遠坂凛の未来の姿。その目的はエミヤの救済である。
全てを捧げ一人で戦い続けたエミヤの考えを聖杯戦争時点で改めさせようと考えている。
性格は聖杯戦争時の凛よりも大胆かつ大雑把。
ちなみにエミヤを殺したのは彼女でありその事実が彼女が英霊という名の守護者に仕立て上げた。

宝具に関しては彼女の研究成果が『アブソリュート・ガンド』である。その一方『チェインズサーベル・ゼルレッチ』は凛から士郎が卒業する際に1週間をかけて魔力のこもった宝石と宝石剣をもとに投影したすぐれものであり、これを越えるものはエミヤ自身投影する事が出来なかった。


こんな感じです。

クラス判定は結構適当なんで軽くスルーしてください。


さて、終盤に向けてペースがやや落ちていますが今後も頑張って生きたいと思いますのでよろしくお願いします。

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